日別アーカイブ: 2014年4月20日

母・友人達・感謝

自己紹介で二世帯の家に私の家族4人と父と兄と住んでいると書きましたが・・・

本当は、ここに母もいました。

母は、子宮頸癌になり約4ヶ月間入院し、なんとか退院できました。

その後、母の面倒を見るためにも2世帯の家を購入しよと決めました。

 

母は、3ヶ月だけ新居に住みその後また入院し、約50日後の今年の3月25日に亡くなりました・・・

 

母はとても人望が厚く、家族はもちろん親戚から友人までみんなに好かれていました。

2回目の入院の時、病院に泊まれるように個室にしてもらったのですが、家族だけではなく、友人までもが泊まってくれたのです。

ほぼ毎日、代わる代わる母の友人達は来てくれました。

母も本当に嬉しそうに話し笑っていました。

 

そのおかげで母は亡くなる前日でも笑っていました。

母を思い出す時、病気で苦しむ顔ではなく、その笑顔を思い出します。

本当に母の友人達には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

母の前では笑顔で楽しく話し、母を元気づけ笑顔にしてくれていた友人達ですが、たまに病室を急に出たりするんです・・・。

私はトイレやちょっとした用事だと思っていました。

しかし、たまたまその現場に居合わせた時に私は見ました・・・

母の友人達は病室から出ては泣いていたのです。

母の前では明るく元気に接してくれ、かげで泣いていたのです。

 

母は、病気になる前この友人達約10人と定期的に会い、おしゃべりしたり、旅行したりとても楽しんでいました。

その他にも海外に行ったり、社交ダンスにフラダンスなどもやり、子供4人に孫6人にも恵まれ65歳とはやく亡くなりましたが、とてもいい人生を歩んだと思います。

・・・・・でも、私は母ともっといっぱい一緒に笑いたかったし、もっといっぱい話しをしたかった。もっといっぱい子供達の成長を楽しんで欲しかった。もっと一緒にいて欲しかった・・・。

死とは本当に悲しいものですね・・・。