自己紹介で二世帯の家に私の家族4人と父と兄と住んでいると書きましたが・・・
本当は、ここに母もいました。
母は、子宮頸癌になり約4ヶ月間入院し、なんとか退院できました。
その後、母の面倒を見るためにも2世帯の家を購入しよと決めました。
母は、3ヶ月だけ新居に住みその後また入院し、約50日後の今年の3月25日に亡くなりました・・・
母はとても人望が厚く、家族はもちろん親戚から友人までみんなに好かれていました。
2回目の入院の時、病院に泊まれるように個室にしてもらったのですが、家族だけではなく、友人までもが泊まってくれたのです。
ほぼ毎日、代わる代わる母の友人達は来てくれました。
母も本当に嬉しそうに話し笑っていました。
そのおかげで母は亡くなる前日でも笑っていました。
母を思い出す時、病気で苦しむ顔ではなく、その笑顔を思い出します。
本当に母の友人達には感謝の気持ちでいっぱいです。
母の前では笑顔で楽しく話し、母を元気づけ笑顔にしてくれていた友人達ですが、たまに病室を急に出たりするんです・・・。
私はトイレやちょっとした用事だと思っていました。
しかし、たまたまその現場に居合わせた時に私は見ました・・・
母の友人達は病室から出ては泣いていたのです。
母の前では明るく元気に接してくれ、かげで泣いていたのです。
母は、病気になる前この友人達約10人と定期的に会い、おしゃべりしたり、旅行したりとても楽しんでいました。
その他にも海外に行ったり、社交ダンスにフラダンスなどもやり、子供4人に孫6人にも恵まれ65歳とはやく亡くなりましたが、とてもいい人生を歩んだと思います。
・・・・・でも、私は母ともっといっぱい一緒に笑いたかったし、もっといっぱい話しをしたかった。もっといっぱい子供達の成長を楽しんで欲しかった。もっと一緒にいて欲しかった・・・。
死とは本当に悲しいものですね・・・。