
「昨日はちゃんと寝たはずなのに、朝からもう疲れている」
そんな日、ありませんか?
7時間、8時間寝ている。
休日にはゆっくり休んでいる。
それなのに朝起きるとカラダが重い。
「睡眠時間が足りないのかな?」
「年齢のせいかな?」
「もっと休んだほうがいいのかな?」
そう考えてしまいますよね。
でも、寝ても疲れが取れないときは、睡眠時間だけを見ても分からないことがあります。
寝ても疲れが取れないとき、睡眠以外も見てみる
疲れが抜けにくい背景には、睡眠の質や生活リズムだけでなく、カラダの緊張、呼吸、日中の活動量、ストレス、考え事など、いくつかの要素が重なっていることがあります。
だから、
「疲れている=もっと寝る」
だけではなく、
起きている時間をどんな状態で過ごしているのか?
ここまで少し広げて考えてみると、自分の疲れ方を理解するヒントが見つかることがあります。
1.休んでいても、カラダに力が入り続けていませんか?
デスクワークをしているとき、肩が上がっている。
スマホを見ているとき、首や背中が固まっている。
家事をしていても、次にやることを考えながら急いで動いている。
こうした状態が長く続くと、「座っているから休んでいる」とは限りません。
試しに今、肩を一度グッと上げて、ストンと落としてみてください。
どうでしょう。
落とした瞬間に、
「あ、さっきまで力が入っていたんだ」
と気づく人もいると思います。
20年以上カラダを見ていると、本人はリラックスしているつもりでも、肩や背中、お腹などに力が残っていることは珍しくありません。
疲れを考えるときは、何時間休んだかだけではなく、休んでいるときに本当に力が抜けているかも一つの視点になります。
2.呼吸が小さくなっていることもあります
忙しいとき。
集中してパソコンを見ているとき。
考え事をしているとき。
気づくと呼吸が小さくなっていたり、息を止めるように作業していたりすることがあります。
「深呼吸をすれば全部解決する」というほど単純ではありません。
ただ、呼吸はそのときの姿勢や緊張、気持ちの状態とも関係しています。
疲れているから呼吸が浅くなることもあれば、緊張した状態が続いて呼吸が落ち着きにくくなることもあります。
だから私は、疲れの相談でもカラダだけを見るのではなく、呼吸の様子を一緒に確認することがあります。
3.「カラダは休んでいるけれど、頭は働いている」ことも
ベッドには入った。
スマホも置いた。
目も閉じた。
でも頭の中では、
「明日の仕事どうしよう」
「あれをやっておかないと」
「今日のあの話、気になるな……」
と、ずっと考えている。
そんな夜はありませんか?
仕事だけではありません。
家事、育児、人間関係、将来のこと。
カラダは布団の中にあっても、頭の中では一日がまだ終わっていないような状態になることがあります。
施術をしながらお話を聞いていると、カラダそのものより先に、こうした生活の中にヒントが見つかることもあります。
「何もしていない時間」と「気持ちまで休めている時間」は、必ずしも同じではないんですよね。
4.疲れているから動かない。それが合わない日もある
「疲れているんだから、休日くらい一日中ゴロゴロしたい」
もちろん、それでいい日もあります。
本当に疲れているときに休むことは大切です。
ただ、普段から座っている時間が長く、ほとんど歩いていない人の場合、休日も一日中動かないことで、かえってスッキリしないと感じることがあります。
激しい運動をする必要はありません。
近所を5〜10分歩く。
買い物へ少し遠回りして行く。
外に出て軽くカラダを動かす。
そんな小さな活動のほうが合う日もあります。
「疲れているから運動しなければ」ではなく、
休むほうが気持ちいいのか、少し動くほうが気持ちいいのか。
自分の感覚を確かめてみてください。
5.睡眠時間ではなく「眠り方」を振り返ってみる
7〜8時間寝ているからといって、必ずしも朝スッキリするとは限りません。
たとえば、
- 夜中に何度も目が覚める
- 寝る時間と起きる時間が日によって大きく違う
- 寝る直前までスマホを見ている
- お酒を飲んでそのまま眠ることが多い
- 朝になっても強い眠気が残る
- いびきを指摘されることがある
こんなことはないでしょうか。
「何時間寝たか」は分かりやすい数字です。
でも疲れが取れないときは、時間だけではなく、夜から朝までをどう過ごしているのかも振り返ってみる価値があります。
6.「自律神経が乱れている」で終わらせない
疲れについて調べると、「自律神経の乱れ」という言葉をよく見かけます。
確かに、自律神経は睡眠や心拍、消化など、カラダのさまざまな働きに関わっています。
ただ、
「自律神経が乱れているから疲れるんです」
だけでは、自分が何を見直したらいいのか分かりませんよね。
私はもう少し日常に近いところを見ます。
最近、眠る時間はどうだったか。
呼吸は落ち着いているか。
ずっと肩に力を入れて仕事をしていないか。
歩く時間が極端に減っていないか。
頭の中が仕事から離れる時間はあるか。
20年以上見てきても、同じ「疲れる」という言葉の中身は本当に人それぞれです。
だから一つの言葉で全部まとめず、その人の生活まで含めて考えることが大切だと感じています。
7.自分の疲れ方を少し整理してみる
何か新しい健康法を始める前に、自分の状態を少し観察してみませんか?
診断するためではありません。
自分の疲れ方を知るためです。
- 疲れが気になり始めたのはいつ頃?
- 朝から重い?それとも夕方になるとつらい?
- 休日は少しラクになる?
- 最近、歩く時間は減っていない?
- 仕事中、肩やアゴに力が入っていない?
- 寝る直前まで考え事をしていない?
- どんなときは少しカラダがラクになる?
全部答えなくても大丈夫です。
一つでも、
「そういえば最近……」
と思うものがあれば、そこが自分の生活を見直す入口になるかもしれません。
8.今日からできることは、小さくていい
疲れているときに、
「運動しよう」
「睡眠を改善しよう」
「生活習慣を全部変えよう」
と言われても、それ自体が疲れてしまいます。
なので、まず一つで十分です。
たとえば、
寝る前の3分だけスマホから離れる。
あるいは、
肩を上げてストンと落とし、ゆっくり息を吐く。
余裕がある日は、
外を5〜10分だけ歩いてみる。
生活リズムが気になるなら、
休日も起きる時間を大きくずらしすぎない。
大きなことを一度やるより、小さな変化を無理なく続けられるほうがいい。
Refresh Jamで大切にしている「変化を育てる」という考え方も、こういうところから始まります。
9.疲れを「生活習慣のせい」と決めつけないことも大切
ここまで生活やカラダの使い方について書いてきましたが、疲れにはさまざまな背景があります。
長期間続いている、徐々に悪化している、日常生活への影響が大きい、日中の強い眠気がある、ほかの体調変化もある。
こうした場合は、「最近疲れているだけ」と決めつけず、医療機関へ相談することも大切です。
また、胸の痛みや呼吸困難、意識がおかしい、急激な体調悪化などがある場合には、整体やセルフケアより医療機関での対応を優先してください。
不調を何でも怖がる必要はありません。
でも、整体で見る部分と医療で確認する部分を分けることも、安心してカラダと付き合っていくためには必要だと考えています。
10.Refresh Jamでは「疲れている場所」だけを見ません
横浜市戸塚区のRefresh Jamでは、疲れを単純に「筋肉が硬いから」とは考えていません。
カラダの状態を見る。
話を聞く。
必要に応じて呼吸や軽い運動も取り入れる。
仕事や家事など、普段の生活も含めて、
「この人の場合、どこから変えていくと無理がないだろう?」
と一緒に整理していきます。
施術時間とは別に、状態や生活について20〜30分ほどお話しする時間を設けることもあります。
うまく説明できなくても大丈夫です。
「とにかく疲れるんだけど、何が原因なのか自分でも分からない」
そこからでも十分です。
全部を一度に変えるのではなく、その人が今の生活を続けながらできることを探していく。
Refresh Jamは、そんなふうに一緒に整理し、変化を育てる場所でありたいと思っています。
まとめ|「もっと寝なきゃ」の前に、自分の一日を見てみる
寝ても疲れが取れないと、
「もっと休まないと」
と思ってしまいます。
もちろん睡眠は大切です。
でも、ときには眠っている時間より、起きている時間の中にヒントが隠れていることがあります。
肩に力が入っていないか。
呼吸が小さくなっていないか。
頭の中まで休める時間があるか。
最近、少しでも歩いているか。
全部を変える必要はありません。
まずは今日、
「自分はどんなときに力が入っているかな?」
と気づいてみる。
そこからでも十分です。
カラダの変化は、そんな小さなところから育っていくことがあります。
FAQ
Q1.7〜8時間寝ているのに疲れるのは睡眠不足ですか?
睡眠時間だけでは判断できません。途中で何度も目が覚める、生活リズムが不規則など睡眠に関係することもあれば、日中の緊張、活動量、ストレスなどが重なっている場合もあります。時間だけでなく、一日の過ごし方まで振り返ってみてください。
Q2.休日に寝だめすれば疲れは取れますか?
睡眠不足が続いているときに、いつもより長く眠りたくなること自体は自然です。ただ、休日だけ生活時間が大きく変わると、かえってリズムが崩れたように感じる人もいます。「たくさん寝れば必ずスッキリする」とは限らないので、起きたあとの調子も見てみましょう。
Q3.疲れているときに運動してもいいですか?
体調に問題がなければ、散歩など軽い活動が気分転換になることがあります。ただし、強い疲労がある日に無理をする必要はありません。運動後にどう感じるかを確認しながら、5〜10分程度の軽いものから試す方法があります。
Q4.寝ても疲れが取れない場合、病院へ行ったほうがいいですか?
疲れが長く続く、悪化している、日常生活に大きく影響する、強い眠気やほかの体調変化を伴う場合には、一度医療機関へ相談してください。生活習慣だけが理由とは限らないため、必要な確認をしてもらうことも大切です。
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整体だけで決めつけず、カラダ、呼吸、生活のことなどを一緒に整理しながら、無理なく続けられる変化を考えていきます。
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